SAIは、ESG投資ファンドを設置し、第1号案件となるグリーンボンドへの投資を決議いたしました。
当社グループでは、サステナビリティ基本方針を制定し、“人と自然の共生”をテーマに、多様化する社会的要請やテナントニーズに即応し、経済性や収益性のみならず、エネルギーや資源等にも配慮した Green Building を開発・供給することで、中長期の視点から、持続的な企業価値向上に資する取り組みを実施しています。また、2021年新スローガンである「不動産を、超えてゆけ。」を策定し、従来の枠組みに捉われない国境もスケールも「超えてゆく」海外事業を展開することを目指しています。
このような環境下、当社グループでは、SAIにおいて社内の資金を運用するファンドを設置し、今後グローバルなグリーンボンドやソーシャルボンドなどESG投資を積極的に行い、持続可能な社会の構築に貢献するとともに、当社グループの安定的な収益基盤の確立に努めてまいります。
ESGファンドの設置
投資対象 | 環境や社会の持続的な社会の構築に貢献する事業や施設への投資。グリーンボンド、ソーシャルボンド、インパクト投資などを想定。 |
投資エリア | 全世界を対象とする。 |
運用方法 | 当社グループでESG投資委員会を設置。SAIにて投資モニタリングを行う。 |
投資対象のグリーンボンドの概要
投資目的 | イタリアの風力及び太陽光発電事業を軸とする再生可能エネルギー発電事業への投資 |
投資場所 | イタリア南部バジリカータ州ポテンツァ |
投資種別 | 私募債(固定利率型) |
利息及び償還原資 | 売電による収益を元本及び利息の原資とする。 |
投資期間 | 10 年間 |
タワーの発電能力 | 500kw × 20棟 |
年間発電量(計画) | 2,800万kwh |


